
ゴルフとはウサギ穴の意味だったっけ。まあ、違っても似たようなもんだろうな。
スパはたしか温泉だった気がするぞ。
つまり、ウサギ穴探しと温泉に入るの、どっちがいいという意味だろうな。
リ・ゾートのリは離れる、分離するだろうから、ともに現実から離れて、一時夢世界に遊ぶという意味に違いないぞ。
話は変わりますが、懇意にしており、リアル世界でもお会いしたことがあるブロガーさんが、消えゆく日本語について書かれていたのです。
自称エセ占い師兼語源研究室準備委員会床掃除担当としては、ついつい長いコメントをしたくなりました。
が、どうみても1000字にはおさまりそうにないから、記事にしてしまいました。
言語は大きく分けると、インド・ヨーロッパ語あるいはその近縁である中国普通語(中国北部語)、トルコ語、モンゴル語に代表されるアルタイ語と呼ばれる言語、そして南洋語に分割できると考えています。
これについては、表向きはともかく、学界でもかなり認められているはずです。。仮に日本国語学界が認めていなくとも、世界的には常識だと思われます。
私たちが現在中国語と呼んでいるものの構造は、インド・ヨーロッパ語の1つである、英語とほとんど同じ構造をしています。
例えば、
I love you.(主語→述語→目的語)の英語に対し、中国普通語では、
Wo ai nii.(主語→述語→目的語)のような例です。
つまり、大きくみれば、言語の骨の部分は、中国普通語も英語も同じです。
一方日本語では、
私はあなたを愛してます。(主語→目的語→述語)となります。
これが南洋語では、述語が先頭にきたりします。
これは、日本語でいう倒置法にも似ています。
(例:行け、あの山へ)
さて、こうした言語の骨に加えて、日本語には膠着という言葉の特徴があります。
全くの専門外ですので、間違っていたらご指摘ください(特に、現在ボスニアに行かれている、本物の言語の師匠。宜しくお願いします)。
英語では、私は、私の、私を、に対し異なった単語を使います(I,my,me)。
しかし、日本語では私の部分は同じ単語で、これに助詞(は、の、を)がくっついて、英語の格の違いを表現します。くっつく=膠着して、新しい意味の言葉、格ができるわけです。
アルタイ語系言語の場合、ほとんどにこの特徴が現れます。
こうしたアルタイ語の仲間はいつ頃から、歴史に現れたのでしょうか。
な、なんと、実はエジプトよりも早く文明が開けたメソポタミアに、その起源を見つけることができるのです。
今から6000年くらい前には、かなりの都市国家があり、地図や法律もあった可能性もあります。
この文明を築いたのが、シュメール人と呼ばれる人たちです。
彼らは、その後歴史から消え、謎の民族となってしまいました。
これはおそらく、チグリス・ユーフラテス川の氾濫などで、都市が洗われてしまったからでしょう。
この記憶や伝説が、その後のシリア人やらユダヤ人に伝わり、旧約聖書のノアの方舟の元になったのでしょう。
また、シュメール人はどこかに行ってしまいましたが、その後にメソポタミアを支配したバビロニア人などに、シュメール人の発明した象形文字が引き継がれ、比較的よく知られている新しいクサビ型文字へと変化して行ったことは、ほぼ間違いありません。
この謎の民族シュメール人の使っていた言語の骨は日本語と同じ、つまりトルコ語、モンゴル語に代表されるアルタイ語と同じなのです。
シュメール人の後にやってきた、アッシリア人やバビロニア人は、シュメール人とは異なり、インド・ヨーロッパ語族に属していたでしょう。
しかし、彼らはシュメール人の発明を改良し、自分たちの言葉にもこれを用います。
こうしたわけで、新参者のバビロニア人もハンムラビ法典をクサビ型文字で書くことになるわけです。
日本の義務教育では四大文明のひとつメソポタミアは、バビロニア人が……、ハンムラビ法典を……。
なる表現もあるかと思いますが、あれは正しくありません。
★これ以上は、文字制限のためか、保存出来ませんでした。
せっかく書いたのに、また消えてしまった。
気力が失せたのでこれまで。
201208130015追記
イランにも行かれるかも知れない師匠は大丈夫か?
まだボスニアにいると思われるが。