[田舎小説]シャンソン山村散村 富山 ★その1 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

頭から離れない曲ブログネタ:頭から離れない曲 参加中


砂漠では地下に町を造り、極地では氷の家を造る。
動物たる人間は、元来なかなかしぶといのだ。

そんな人の生きる知恵が、ここ越中砺波にも見ることができる。

家々が塊って街を造らない。これも立派な生きるための知恵だ。 もしもに備えて、家同士をくっつけない。北陸は寒い印象があるが、それは世界屈指の雪国を考えているからだ。
北アルプスを背後に控えた越中は、フェーン現象による低湿度高温になりやすい。 だから、火事も起きやすいし、なかなか消火に苦労する。

そういうわけで、家々を離して建てるわけだ。決して人との付き合いが嫌いなわけではない。 私の友人にも富山中部の人が何人かいるが、少なくとも私の知り合いはみな人付き合いが上手だし、好感がもてる。

って、単なる私の贔屓目ですかな。



ところで、越中褌というものがあるが、あれは蛇、鰐(和邇=王仁)信仰に関係するんだろうな。


まあ、女性の場合は愛ちゃん褌よりは、剃ィ刀ルに似たやつが好きですがね。

でも一番美しいのは、昔ならNo.5、今ならポイゾンかブラックパヒュームを着た姿です。
少なくとも、私にとっては。
ただし、多少制限というか条件はありまするが。



ところで、富山と言ったら蜃気楼である。

この主が大ハマグリというのが良い。


富山湾からは、高層建築立ち並ぶの北が見えるらしい。


まさに蜃気楼である。