[田舎小説]菜の花ピーナッツドジョウの 千葉 その1 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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私は字幕派




実はこの記事消えてしまったのです。
やはりちいとまずかったかな?かなりマスコミ批判しちゃいましたから。
で、少しはしょって書き直し。





労働者の諸君。毎日ご苦労様です。

共残党のプリンスとも言われている、あの党にしては変わった毛色の先生の選挙カーが、県道をそれて右に曲がった。


あっ。だじゃうさんのお父さん、お母さん、寒い中、お仕事お疲れ様です。


だじゃうのお父さん、お母さんと呼ばれた2人は大根を干す手を休めて車の主に軽く笑顔を返した。


貸家の前にある長い台の上には、先ほど採ってきたばかりの大根が山になっている。


じっちゃん、あと少し丁寧に洗いなせえ。


老婆がさとした。



ほう、ほう。


翁は頷いて、水につけた藁でごしごしと大根を撫でる。


2人の息子は、今や日本一よく知られるだじゃうになった。その名前がテレビ、新聞に出ない日はない。


が、2人は相変わらず大根を洗い干すのに余念がない。


いい風景である。


私は2人の中に、東京物語を見ている。


かなり大きな瓦を使った、高い二階の棟だ。

が、2人にとっては、だじゃうがだじゃう以上でもそれ以下でもないように、そこは寝る場所以外の何物でもない。




だじゃうの大将は知らない。



が、この2人はいい人たちである。






★だじゃうの館からは、マスコミから得た莫大な資金を元に、世界を震わせたテロリスト宗教集団になった発祥の地も歩いていける場所にある。

共残党のプリンスの館も近い。


かつては浜嵐が吹き、ガラの悪いイメージがあった千葉。


最近は、別の意味で政界ではマイナーさがつきまとう。


そういや、千葉の知事はオチャーッの青春男だったなあ。


と、いまさらながらに思った。







★三角屋根の政治家の一部は、映画の吹き替えのようなものだ。

けして本人の言葉ではない。

誰かの言葉を伝える、いわばアナウンサーか役者である。


しかし、今の高級取り役者は、その吹き替えすらうまくできない。


だじゃうさんあたりは、かなり優秀な吹き替え役者だろう。


吹き替えだから、昨日は赤、今日は白でも何ら不思議がることはない。



さあ、このくらいにしておこう。また、消えちゃったら、もう書く気力ないし。