現在マスコミなどで使われている誤った言葉を、少し正確にしてみようと考えました。
あまり正確すぎるとかえって分かりにくくなるため、多少正確性に欠ける部分もあることを御承知おき下さい。
★がマスコミ用語。()内がより正確な表現で、その下に簡単な説明を入れてみました。
★放射能
(放射性物質、または放射線)
放射能とは放射線を出す能力を意味するが、マスコミはその能力がある物質、あるいはそこから出る放射線のことを、ともに放射能と呼んでいる場合が多い。
★除染
(移染)
除染とは汚染されたものを除くことだが、放射線あるいは放射線物質の除染ということは、人類には不可能である。
単に汚染されたものを移動するだけだから、移染がより正しい。
★クリーンエネルギー
(見た目クリーンエネルギー)
マスコミがクリーンエネルギーと呼んでいるものは、人間が使いたいエネルギーに変換される状態でのみ、人間にとって都合の悪いとされる廃棄物などが少ないだけであり、そのクリーンエネルギーなるものを作り出すまでの廃棄物、エネルギー変換ができなくなってからの廃棄物処理については考えていない。
つまり、総合的には人間に都合の悪い廃棄物量が多くても、使う段階で見た目が少なければクリーンエネルギーである。
★地球に優しい
(人間に優しい、または指導者に優しい)
地球に優しいなどというのは、中学生までのポスターで褒めるべきもの。国やマスコミがいうべきものではあるまい。
地球に優しいなどという考え方自体が、すでに人間中心であるからだ。
食べもしないのに、鹿狩り、キツネ狩り、フィッシングをすることは立派なスポーツだが、食の為に鯨を捕ることは野蛮だ、という動物愛護精神に似ている。
★絆
(?意味不明)
言葉だけで政治が完結したと考える集団が考えた言葉。意味が理解できない。
もっとも、事前に何度か打ち合わせし、裏方に作ってもらった仕分け劇を自慢げに発表するのだから、だいたいがそんなものだろう。
というか、国民の一部は、あれを台本のある劇だと見ていなかったふしもある。こちらも問題だ。
★国防
(国亡)
少なくとも現在は、それに近い。
★夢のエネルギー
(夢のエネルギー)
言葉は同じだが、意味が全く違う。
マスコミなどで言う夢のエネルギーとは、原発使用済み燃料を使って、より高いエネルギーを得られるというもの。
正しい意味での夢のエネルギーとは、現在の人類の科学力ではまだまだ無理な技術が多々あり、はるか遠い未来に、つまり夢時代になれば使用できるエネルギーかも知れないということ。