
陰陽寮などというと、少し昔話題になった安倍清明など、はるか昔の話と思っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、陰陽寮は明治の初めまで残っていたのです。現在もこの陰陽寮は、海軍から気象庁気象部などと名前を変えて、その仕事の一部を受け継いでいます。
ところで、インターネットが盛んになった今、従来の陰陽寮の仕事の多くに携わるものが出てきました。
それは占いなどを主とするもので、明治初期に陰陽寮が解体されるときには、新しい組織に受け継がれなかったものです。
組織上は受け継いがれなかったものの、我が国には深く陰陽道が残っていました。
代表的なものが、“武器を持たずにいれば、相手も攻撃して来ない”というものです。つまり、陰陽の力で戦争を起こさないし、起こさせないという最新科学を駆使した画期的な力でした。
今、100年の眠りから覚めて、新たな陰陽寮が開設されようとしています。
それは明治政府によって切り捨てられた、占いを主とするものです。
かつての占いでは、経験、観察力、情報収集力、分析力、催眠術、天文知識が重要でした。
しかし現在の占いで大切なのは、メインサーバーの能力です。

