
公明党の大元帥が好きであろうこの歌のウララウララのウラとは、屋根裏のことではない。
占いのウラであろうし、歌っているご本人が知っているかどうかは知らないし興味もないが、これは太陽の光のことである。
ウラはメソポタミアのウルからの派生語で、西欧の言語では、オラとかオーラのような言葉になっていく。
一方、かなり古い音を引き継いだ日本語では、ウルに近い音がそのまま残っている。
例えば、唱歌にもある春のうららのウララや、うららか、うるわし、うるむなどである。
しま爺古語辞典より
なお、占いももともとは棒を立てて、日の高さや傾きを観測したことによる。だから占いという字は、四角い石の上に棒を立てた形になっている。
しま爺勘漢辞典より

討ち入り前に赤穂浪士が念願成就を祈った弁財天。
現在はうちの田舎の、小さな寺にある。

ただし、その後被災し、

こんな風になってしまった。
が、まだここまでは良かった。
現在の金ぴかの品のない姿よりは。

しかし、この弁財天様はなかなかの行動派。
自ら鬼怒川いかだに乗って、浅草寺からここまでやってきたらしい。
原発の冷温停止とどっこいどっこいの話である。