浴衣の君は、 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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そのをとこどうえんしやにいるやあしをもたつかせいみじうあやしのけしきなり まはりもはらはらとしつつかれをながめむ されどわれはかれのよはざるをしれり といふはかれさあるなよたけのきみなるうらわかきをとめのすはりたるせきのまえにゐてそのうるはしきふとももあたりをばしつかりぎやうししているからなり はあひとはいづくんぞおのれのすがたはみえぬや かくいふわれもじやうげんのつきみてゆかたのきみはすすきのかんざしなるをくちづさみけり たをいふはやさしくおのれをみるはかたしとなむおもふけふなり

かかるおもひはあめんぶろのさあるきじなどみてもかんづることなれどかかるにならたるはそれなりのゆゑあるにやあらむ さおもひてけふはねてむ






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