こ。 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

★コレステロール
最近は二酸化炭素と並び悪玉の代表にされてしまった。
しかし待てよ。
コレステロールに罪はない。問題なのは、それを余分に摂取する側にある。
コレステロールをやっつける役を仰せつかったのがポリフェノール。
はあ、ぶどう酒がいい?いや、ブルーベリーだあ? ポリフェノールっていうのは、ほとんど全ての植物に入っていなかったっけ。
お茶でいいわけよ。渋いお茶。あのタンニンだって、立派なポリフェノールの仲間でないかいなぁ。




★コンチキ号
世界で最も孤独な島、イースター島。そこへの実験航海に出たやつがこいつだったと思う。日本では公開されたかどうかしらないが、この島の伝説行事を描いた映画があった。まさに絶海の孤島。食べ物が最も重要だ。いまや草しか生えていないこの島にも、かつては森林があったらしい。
巨石文化を築いた痩せ細った人々。いまだに解読されていないロンゴ・ロンゴ。謎は深まるばかりだ。
ちなみに高校に通うには、隣町まで3600キロメートル。北海道から沖縄の学校に通うより遠い。
世界にはまだまだ不思議がたくさんある。




★コモエスタ・セニョール コモエスタ・セニョリータ

なんで、セニョリータが先に来ないのだろう。古事記の世界なら、即やり直しとなる。

コモエスタ・セニョールで始まり、蛭子が生まれて海に流された。で、コモエスタ・セニョリータにしてやり直したら、初めて島が生まれた。これが淡路島ということになっている。
うん?なんで本州じゃなくて淡路島なんだ。
淡路島の次は四国。九州だのなんだのが生まれた最後に本州が生まれる。
この時代は北海道の存在は知られていなかったから、古事記には北海道の名前が出てこない。
ちなみにお隣の地誌、義務教育では『魏志倭人伝』(ずいぶんとひどい蔑称だが)と覚えこませられるものの写本にも、北海道らしい島の名前は出て来ない。が、ハワイかポリネシアあたりの島は出てくる。
大前提として、お隣の地誌は正しいとして教育するから、卑弥呼を女王の名前としてしまうようなトンチンカンな話になる。

あなた方が外国から来た駐在員に、天皇の名前を言いますか?いや、言えますか?
今でさえ、天皇の名前は使いません。節操のないマスコミでさえ、使いません。
ましてや、名前に霊が宿る古代に、祈祷師兼女王の名前を言いますかねえ。

「あの動物は何て言うの?」

「カンガルー(分かりません)」


「誰が連合国の親分だい?」

「はい。姫巫女です」






★コカ・コーラ
そのまま読むと危険極まりない。が、これ以上突っ込むのはよそう。

イラクで捕虜になっていた米兵が、「真っ先にしたいことは」と訊かれて答えたのが、「コーラを飲みたい」だった。

製造方法は門外不出らしい。ということは、特許もない?




★コンコルド
意外に小さい。いや、エアバスと並んでいたからそう見えたのかも知れないが。
フランスの威信をかけた飛行機だったが、事故もあり人気が急落した。
だいたい、そこまで急ぐ必要性があるのか、いささか疑問でもある。本当に急ぐのなら、誰かのように軍の飛行機に乗ればいいだろう。
かつては80日間での世界一周が夢だった。一周するだけなら、今は40分もあれば足りるだろう。






★強飯式(ごうはんしき)
食べることも修行だ。
母方の祖父は、強飯式の変形である強酒式ともいうべき祭司に関わっていた。
最近は健康の問題からだろう。かなり減らしたようだが、その昔は3升6合5斥(1年365日に由来)を飲み干さなければならなかった。
今なら殺人罪レベルの行事である。
祖父は病ひとつしない屈強な男だった。が、初めて自分から病院を訪ねてまもなく帰らぬ人となった。
この連絡が、田舎町のボロアパートに住んでいた私に伝わった経路の謎は、いまだに分からない。
いや、知らなくて良いのかも知れない。








★米
米は東南アジア言語『カオ・メー(母なる食べ物)』という説を立てた私だが、誰にも知られていない。
米は今や寿司人気と相まって、世界の多くの人々に愛されている。
が、多くは主食というよりはサラダ感覚の食べ物として受け入れられている気がする。
よく知られているように、北イタリアは古くから米の一大生産、消費地だ。

ダヴィンチあたりも、雑炊や握り飯を食いながらモナリザを描いていたのだろうか。