だから風になびくような筋雲ができたり、イワシ雲ができるのではなかろうか。
たとえ、風と直交するような筋の雲があっても、それは理解できるのだ。
しかし、この雲はなんなのだ?

東京都心を中心にドーナツ型、いやもっと細いハチマキのような雲があったのだ。
高さは1000~2000メートルくらいだろうか。
とにかくほとんど同じ高さだ。
違った高さにできた雲が、たまたまドーナツ型に見えるなら理解できる。
が、これはほぼ同じ高度にあるのだ。
こんなことは、普通はあり得ない。
いや、私が知っているもので一つあるが、もしそれならば、この写真を撮る前に私は倒れているだろう。
これが、環七雲とかいうやつだろうか。
いや、それにしては直径が小さすぎる。
直径10キロメートルもないに違いない。
なんとも不思議な雲を見た。
