提案 20110405(止める手立てはまだある) | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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安易に海に汚染水を流すことは、将来を考えていないやり方だ。

水を止めるだけなら、まだまだ方法がたくさんあるでしょうよ。

例えば液体窒素と、強力なコンクリートを使う方法だ。


毎秒数リットルの排水に、わずかな高分子ポリマーをそのまま入れるなどという、考えられないことをしていますから、今回は細かいところまで書きますかい。


まずは、液体窒素ボンベをできる限りたくさん用意します。

可能ならば、遠隔操作ができる数メートルのノズルも用意しましょう。


排水口に液体窒素をジェット噴射し、排水口の水を凍らせます。

噴射具合にもよるでしょうが、数分内に排水口付近の水は凍り、水が止まります。
暫時液体窒素を噴射しながら、また溶けだすのを防ぎます。


この間に、レンコン状排水パイプの穴に簡易詰め物(例えばポリカーボネイト製ボールでも可)をし、水中でも使えるコンクリートなどで穴をふさぐわけです。



また、こんな手もあります。

排水口よりわずかに小さいL字型の金属の筒を、排水口に嵌め込みます。

筒の先端の高さを、たまっている水の水面よりわずかに高くすれば、当然水は流れて来ません。




ただ私は、この排水口だけを止めても、他の場所から汚染水が流れる可能性は、大変高いと思います。


いずれにせよ、排水口からの水は、これらの方法でも止められます。


ただし、液体窒素は大変危険ですから、くれぐれも何も知らない作業員にナゲッパはよして欲しいところです。


問題は、排水口まで届く液体窒素用ノズルを調達できるか、あるいは L字型の筒をどうやって嵌め込めるかでしょうか。




排水口方向から、逆に力で押し込める手もあります。