エセ占い 20110402版 (これから出てくる言葉概要) | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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これからしばらくすると流れる、滅多に(おそらくほとんどの方には初耳)聞いたことのない言葉を、簡単に説明します。

はい。簡単にということは正確ではありません。
ただ、正確に説明できる知識がありませんし、正確だからこそかえって分かりにくいこともあります。

ですからこれからの説明は、ああそんなものか程度でよいでしょう。


具体的には、白鳥の説明を“白い大きい鳥”というレベルとお考え下さい。
また、イメージが浮かびにくいものに関しては、相当大胆なたとえをしています。

それは例えば、カラスを“大きい黒いスズメ”のように、正確性に欠けるものもあります。

その辺は、ご容赦ください。
でも、トンデモインチキ会見などよりは、結構マシだと思っています。




①メガフロート

海上に浮かぶ浮き袋のような建築物。
比較的移動などが簡単だが、テロには弱い。
また、テロではなくとも、なんらかの事故による環境汚染は、甚大になる可能性もないではない。





②イオン交換(イオン吸着、カラムクロマト)など

水などに溶けている、ある特定の物質を吸着、分離するもの。
例えば、放射性物質を含む金属などを、カラム(筒)の中の物質に閉じ込めることができる。
吸着したまま作業を止めると、放射性物質の熱が悪さをすることがある。






③キレート剤(放射性物質に対して用いる場合)

キレート剤の一般的の説明は、ある程度化学知識が必要。
これからニュースで話題になる、放射性物質に関してのみ、大変大まかな説明をすれば、体内に入った放射性物質除去剤(プロの方。いい加減過ぎると怒りなさんな。普通は錯体なんて言われたって、分かりません)。




④ゼオライト
スポンジのように、たくさん穴がある砂のようなもの。
ここに金属(かなりいい加減な表現)などを吸着させる。
②のイオン交換樹脂材料の1つ。





⑤代謝半減期

現在さかんに使われている半減期は、物質そのものが自然に別の物質に変わるときに使う言葉。
非常に大胆な言い方をすれば、1円アルミ貨の半分が10万円金貨に変わるまでの時間が(物理的)半減期。
代謝半減期とは、一旦体内に入った物質が、尿や呼吸などで半分に減るまでの時間。

つまり、全く別物だから、混同してはならない。

★かつて錬金術という危ない科学がはやった。
リンゴが落ちて万有引力を発見したというおとぎ話で知られるニュートンも、著名な錬金術師だった。

煮たり焼いたり、あるいは薬品と反応させるといった化学では、錬金術など何億回行っても成功しない。
が、物理世界では可能だ。
例えば、今話題の放射性ヨウ素はキセノンという、全く別の物質に変わる。

宇宙レベルでの物理で考えるなら、金も鉄から作ることができる。

もちろん、現在の人類には不可能ではあるが。

なお全く関係ないことだが、焼き鳥屋さんの炭からダイアモンドを作ることは、比較的簡単である。





⑥カーボンボール

これは、近々ではなく数年後に出る言葉かも知れない。
研究しだいでは、放射性物質吸着材になるかも知れない(これは素人考えであり、スタートレック時代にならないと無理かも知れないが、おそらく研究対象だと思われる)。



ということで、来週あたりから出てくる言葉の予習でした。