私も放射性物質は扱ったことがあります。
いや、仕事ではないですよ。
まあ、実験の1つです。
それは C14という、自然界にもかなり存在する同位体(Cとは炭素のこと。化学的性質は普通の炭素と区別がつかないが、物理的には別の炭素)でした。
考古学などでも出てきたりする物です。
比較的安全なものとはいえ、ガイガーカウンターの音は、あまり気分のよいものではありませんでした。
また、わずかなα線かβ線のために、相当な注意を払いました。
仮にγ線ならばどうだったのか。
そんなこんなで、放射性物質については、おそらく中学生よりは知っていると思います。
そんな私には、東海村での、あるいは、今回の福島での作業員に対する指示、確認などが、全く考えられません。
もし考えられるとしたら、それは全く別の視点を持った場合です。
それならば、かなり理解はできます。
なぜ最初から、ボロンを使わなかったのかという問題と同じように。
仮にそうなら、社会的敗者の私には異次元のことです。
ただ、考えは理解できますぞ。納得はしなくとも。