東北の大地震以降、携帯電話の緊急地震警報などが誤作動し、さほどの揺れでもないのに、信号を発する事態が続いた。
これは、以下のような理由によるものだと考えた。
緊急地震警報は、全国に設置されている地震計の結果を、コンピュータが集計、分析をして、ある基準を超えたなら信号を送るようになっていると思われる。
分析の際に、地下構造や特殊な伝播地域、揺れ地域を考慮したデータも入れてあるのだろう。
いずれにせよ、基本的には初期微動の長さと揺れ(加速度)などから、震源地を算出する仕組みだろう。
ところが、先の地震で東北の海岸沿いの観測地に設置された地震計が破損、または停電のためにデータが流れて来なくなってしまった。
しかし、本部にある地震警報システムは今まで通りの計算で警報を発するソフトのままだ。
この場合に、例えば三陸沖で地震があり、盛岡や仙台の地震観測所で震度4、東京などで震度3を観測したとしよう。
三陸海岸沿いの震度はデータが届かないから、多分震度0となる。
旧ソフトのままのコンピュータでは、内陸部で大型の地震が発生したと、誤った計算結果を出してしまうわけだ。
三陸沖でやや大きい地震、例えばマグニチュード6クラスのものが発生すると、西は関西、北は北海道東部にまでかなりの揺れが伝わる。
仮に人には感じられなくとも、結構な加速度を伴う。
多分、現在はこのソフトをメンテナンスし、三陸海岸沿いの観測地点データを、震源地計算から外すような作業を行ったものと思われる。
と、そんなことで、あの東北地震以降しばらくあった、緊急地震警報が続いたのではなかろうか。
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なんか、地震関連情報の更新が、気象庁だけでなくいろいろなところでおかしくなっている。
素人爺は、余計な占いなどせず、お茶でも飲んで日向ぽっこでもしていろということかなあ。
さらに、今日はずいぶんセックス産業メールが入ってきます。
爺さんからお金を騙し取ろうとしたってダメですよ。
もう、騙し取れるもんなどありませんから。