ボケ爺のツッコミ: その2 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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★その1からの続き★
(表現にうるさい方、気になる方、エセ宗教の方、エセ慈善事業関連、不安を煽った経済活動をしようとする方は、読まないでください)


最悪の場合、そうした太平洋プレートの動きに誘発され、筑波付近、相模付近の断層も動くかも知れない。
さらに、昨年あたりからおかしな動きをしている秋田沖も気掛かりだ。
(この時点では、越後、北信は危惧していなかった)
長いお付き合いのブロガーさんならご存知でしょう。半年ほど前から私が“うなぎ観察”記事の中で、何度も太平洋プレートの動きや、関東東部に変な動きがあると書いていたことを。
ただし、私が注目していたのは太平洋プレートでも、福島・茨城沖から小笠原にかけてでした。三陸は危険地域であることが当たり前でしたし、また毎日かなり揺れているので、逆にあまり気にしていませんでした。

三陸、特に宮城県牡鹿半島沖の地震は、たいへん規則的に大地震を起こします。
しかしそれは、今回のような長く広い範囲のプレート型地震とは、いささか違う気がします。


ツッコミ爺として言いたいのは、最新のコンピュータを使った、立体的かつ時間経緯に注目した解析をしていたなら、太平洋プレート西端で起きるかも知れない今回の巨大地震を、多少は予測できたのではないか、ということです。

これは結果的にそう思ったというのもありますが、ボケ爺の意見を述べさせてもらいます。

太平洋プレートの西端北部では、東から西への大地震震源移動がみられると感じます。
つまり、カムチャッカから南下し、千島列島、さらに根室、釧路、十勝、八戸という流れです。
当然ながらこれは、太平洋プレートを乗せたマントルの移動方向に関与しているのでしょう。
同様に、太平洋プレート西端南部、つまり小笠原諸島から伊豆諸島にかけては、南から北への地震、火山活動の移動が顕著です。

これら、太平洋プレート西端の2つの動きは、私のような素人でさえ気付きます。
現に十勝沖地震に関しては、地震前日にあるサイト(どうも特定宗教がらみに“感じて”アメブロに入る前に止めた。感じただけであり、事実は不明)で予測したことは、そちら方面のマニア間では知られています。

また、小笠原深発に関しては、このブログで昨年記事にしてまもなく、多少地域に違いがあったものの、似た地震があったかと。


今回の三陸と福島、茨城沖は、上述の2ヶ所に挟まれ、北西からのカムチャッカ-千島エネルギーと、南東からの小笠原-伊豆エネルギー、ストレスが、ほぼ垂直に合わさり集まる地域。
三陸などのリアス式海岸において、津波の波高が増幅されることはつとに知られています。
同様に、太平洋プレート西端は2方向のエネルギーが集まり合わさり、まるでリアス式海岸の津波波高増幅に似ています。
三陸から福島茨城千葉沖の最近の異常な動きは、当然注目されていたはずです。
ボケ爺のカンピュータでさえ、この付近の異常は?マークをつけ、何度か記事にしています。

なぜ気象庁あたりのスーパーコンピュータ結果を国民に開示してくれないのかが、ほんの少しだけ疑問です。

ひょっとしたら、そんなものは無いとするかも知れません。

まあ、有って無いとする理由もなんとなく分かる気がしますが、万が一本当に解析をしていなかったなら、どうしようもない税金泥棒です。
はい。ヤクザよりたちが悪い。
まさか、そこまでアホではないでしょう。そう信じています。


いやいや、政治的に全面開示できない理由は、おぼろげながら分かるのです。

だったら、得意のテレビを使った暗示教育をすればよいわけです。

いや、少なくともそれくらいはすべきだ。

暗示教育による愚民化は、確かに政治を司る者には都合がよいでしょう。


ただ、人としての心も多少は欲しい。


立場上、全体像、ポリシー、将来像、組織上、政治上など、なかなか難しい問題なのでしょうが。



さて、地震自体のことはこれくらいにして、次は地震報道に関して。


チカレタ。






★その3に続く。