ボケ爺のツッコミ その3 (報道関係) | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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以前から日本のマスコミに対しては、折りを見てボケの呟きとして毒を吐いたりもしていた。
が、今回はあまりの馬鹿さ加減にボケたふりはできないのである。



まずは、地震全体の災害に関して。
気象庁マグニチュードであろうがモーメントマグニチュードであろうが、とにかくマグニチュード8以上というのを知った段階で、ヘタにヘリコプターなど飛ばしてはならない。
救助の邪魔になるだけである。
さらにあろうことか、“HELP、食料の文字と、手を振っているのが分かります”なんぞと言っている暇があるなら、降りて1人でも助けなさい。

だいだい、今回の惨状は津波災害の現状(報道では、まだ全容を発表していない)地震発生後、おそらく1時間後には、少なくとも防衛管理レベルは、アメリカを通じて知っていたろう。
それが、首相など政府閣僚と呼ばれている役者に伝えられたかどうかはさておき。

なんのために、地球1周40分で回るカメラがありますか。

なんのために、日本上空約3万6000キロメートルのところに、何台ものカメラがあるのですか。


ヘリコプターなどは邪魔。

それら軍事カメラが、たいへん正確に東北ばかりか、関東、中部の被害状況を把握しています。

報道が広告収入の激減に気を使うのは分かります。
また、茶の間にデタラメ話題を提供したいのも分かります。


が、ヒューマニズムとかに溢れたジャーナリストと思っている方がいらっしゃいますなら、このような状況ですべきことは、人気集めではないでしょう。

また、敢えて知らぬ振りをしているのか、本当に知らないお馬鹿さんなのかはさておき、政府発表のコピーを清書して流すだけなら、給料高過ぎです。


こんなときにまで、軽薄なマスコミを演じるのですか。



マスコミ関係者の方々は、高級取り、エリートなのでしょ。

私には理解ができないが、正義の味方、庶民の味方なのでしょ。

たまには、それらしいこともしてください。


いかにも国民のために報道しています的な、一部報道関係者の方。

千にひとつくらい、自分の腕で掴んだことを言いましょう。
万が一、良心とかがあるのなら。

政治家が嘘をつくのは理解できます。

それが仕事のひとつだからだ。

しかし、科学者とかジャーナリストとかと名乗りたいならば、そうした方々の嘘は悪だと考えています。