ブログネタ:好きなミネラルウォーター 参加中あのう。
ミネラルウォーターって言いますけどね。
ミネラルの入っていない水を飲んだ経験がある人って、あんまりいないと思いますよ。
ミネラルがほとんどないウォーター。
これを飲んだことのある人は、理系の一部の方くらいじゃないのかな。
ええ、蒸留水とか脱塩水とかですが。
あれ、まずいですし、下手すると下痢をしたりしますが。
だいたい、ミネラルウォーターに関して、すごい勘違いをしていませんか?
ミネラルウォーターって、ミネラルが入っている水、あるいはたくさんミネラルが入っている水なんて思っていませんか?
ミネラルの入っていない水なんて、自然界ではまずありません。
イギリスあたりでは、ミネラルが多すぎて体に悪い水がほとんどの為に、ミネラルの少ない地下水なんかを飲んだりするわけです。
例えばカルシウムなどが多いと、胆石などにもなりやすいわけです。
もう一度言いますが、彼らは、よりミネラルの少ない水を飲むわけです。
日本の水は軟水と言って、そのまま飲めます。
が、ミネラルウォーター神話で、それが売上を伸ばしているのですね。
もちろん、日本でも瓶詰めやプラスチック容器に入った水か消費されるようになったのは、水の質自体の問題もあります。
つまり、都市部などでは、有害物質などが地下水にしみ込んでしまったという事情もあります。
仮にミネラルウォーターが体によいとしても、ミネラルウォーターからミネラルを摂取しようと考えていたなら、それは大きな間違いに違いありません。
ミネラルウォーターが体によいかどうかは、分からないのです。
だから、ミネラルウォーターには効果はうたっていません。
そんなことをしたなら、薬事法違反になるでしょう。
だいたい、日本でいうミネラルウォーターの定義は、単に地下水である程度の硬度を持つもの、といった程度。
ミネラルを摂りたいなら、牛乳、野菜、果物などを食べたり飲んだ方が、吸収の面でもバランスの面でもいいはずです。
ただし、ミネラルウォーターにも、確かにある面での効果はあります。
ひとつは、気分的にさわやかに感じたりすれば、なんらかの内分泌が促進され、健康に感じられるということ。つまり、満足感とそれによる内的な健康向上の可能性があること。
さらに、ミネラルウォーター神話の普及により、経済活動が上向きになることです。
ただ、日本は国土が狭いため、大量に地下水採取をすると、長い間には、周りの生態系を乱してしまうでしょうね。
また、地盤沈下も多発することでしょう。
これら地下水の大量使用は、やがては林業、農業、沿岸漁業ばかりか、地域の小気候、生活にも影響を与える気がします。
まあ、よけいなお世話と言われるのでしょうな。