坂東八十九番札所:津守也念寺登坂記 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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坂東にある数ある札所のうち、厳しい登りと長い板橋で知られる、津守也念寺を訪れた。


登り口はうっそうとした木々に覆われ、昼なお暗い。


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まずは、軽い登りから始まる。



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が、やがて胸突き八丁、約800段の、滑りやすい木製階段が待っている。



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途中にある休憩所。


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晴れた日なら、西は富士山、北は筑波の向こうに日光の山々を望むことができるようだ。
あいにくこの日は曇りで、雲間に樹海が見えるばかり。


ふと振り向くと、今まで登ってきただんだら道が見える。



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しばらく行くと、急に平坦な場所に出て、軽やかな水音が聞こえてくる。



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水辺の花々が、しばし疲れを忘れさせてくれる。




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流れは、徐々にせばまってくる。
このあたりから、かなり足場が悪くなってくる。



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そして800階段と並ぶ、第二の難所デブオトシ。



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ここをデブオトシと名付けられた由来は、……。

いや、止めておこう。

昨今は、差別だとかなんとかうるさい世の中だ。

でも待てよ。どっかの航空会社も似たようなことをしていた気がするが。




しばらく、この細い木橋を渡っていくと、本間・貝名の戦いに出てくる、川泣島が見えてくる。




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もう、ここまで来れば津守也寺は目の前、わずか2里弱だ。




おっと、残念。


ここで携帯のバッテリー切れです。



実に残念!











えっ?

坂東の札所は88しかないって?




はあ、ですから題名でもお断りしましたがな。



これは津守也念、つまり“つもりやねん”



真面目に読んでくださった方々、ごめんなさい。






実はこれ、松戸市内にある20メートルくらいの小山のある公園でした。



失礼いたしました。




笑っていただけると嬉しいです。