しま爺ことばの辞典 ★ ほ ★世界一周“火”の旅 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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火(ほ)
ほとぼり
ほがらか
惚れる


ホ という音は、火の古い音と思われ、世界共通の暖かいものに関する、つまり火に由来する言葉につながっています。


これはある意味当然のことでしょう。

寒いときに、みなさんもフーッ、フーッっと指先に息をかけたりしますよね。

このフーッっという音がやがて暖かいもの、熱いもの、そして火、火に関連する言葉へと変わっていったに相違ありません。



さて、では、実際に ホ またはそれに近い音を、いろいろな言語から探してみましょう。




★★★b/p/f/h系のもの。

★発音(意味)言語
注意:綴りではなく、日本人が聞こえるであろう音に近いものです。


bi(火)シュメール
pul(火)朝鮮
putia(火)古ギリシャ
fok(火)ルーマニア
fu(火)フランス
fuoko(火)イタリア
fuego(火)スペイン
fogo(火)ポルトガル
fuwa(火)満州
foer(火)ドイツ
faha(火)ラテン
fair(火)イングランド
fai(火)タイ
fai(火)ラオス
fi/pi/ho(火)古日本
hi/bi(火)現日本
ht(火)古エジプト
hua/ho(火)中国





★★★aが添加されたもの
abi/ape(火)アイヌ
api(火)マレー
afi(火)サモア
achi(熱い)日本
alev(火)トルコ
arde(燃える)ルーマニア
※上記から語が変化してできまかもしれないもの

agni(火、火神)サンスクリット
abeuti(火神)アイヌ
kagutuchi(火神)日本

ago(火)ネパール
ago(火)モンゴル






★★★b音がm音化したと思われるもの

mi(火)マレー
mai(火)ネパール
mehi(火)パパゴ
mama(火)ケチュア
meramera(燃える様子を表す)日本

上記から変化したかも知れないもの
kama(火)フィジー
kamado(かまど)日本






お願い

上記の音は、経験、及び辞書等を参考にアルファベット記号(発音記号が携帯では出てこないものあり)で表したものです。

アクセント、鼻音、ウムラウト、声調、有気・無気息などは無視しています。

現地の方で、発音により近い表現がある場合、また、ここに記されていない言語での“火”に関する音を知っていらっしゃる方。


ぜひ、ぜひ


これは違っているぞ、これはこうだと教えてください。


よろしくお願いします。







追記

しま爺らしいものを載せ忘れました。


古い日本語のホト、北九州では今でも使われる陰語ボ○も、火を吐くくらい熱いらしい(笑)。