
日本ではIQ84が人気らしい。
この本の題名は、おそらく1984をもじったものだろう。
『1984』とは、ジョージ・オーウェルの近未来小説だ。
同じオーウェルの作品に『動物農園』と和訳される寓話がある。
確か、高2か高3の時の英語の副教材だった。
これを読んでから、私は寓話とは恐ろしい程に刺がある、大人の童話であることを知った。
また、大学に入ってからは『フューチャー・ショック』が英語正教材であった。
この時初めて、私は外国小説にも面白いものがあることを知った。
中学生の時、初めて1人で東京に行き、ドガの踊り子に使われている緑とオレンジに驚かされた。
大人になって、ダ・ヴィンチ『岩窟の聖母』の絵を描いた力に、私らしからぬ神みたいもの(日本語にすると難しいが、タレントという意味)ものを信じてしまった。
ダ・ヴィンチ・コードでは馬鹿にされているが、私はロンドンのものの方が、ルーブル所蔵のものより好きだ。
ダ・ヴィンチの絵は、ヘソの曲がった人間には、とても素晴らしい絵本なのだ。
技術力ではダ・ヴィンチの足下にも及ばないが、発想においてボッシュの絵は他の追随を許さない。
たぶん、ダ・ヴィンチをも上回る。
これについては某美術専門出版社が、ほとんどタダで非売品書籍発行をしてくれた。
が、なぜか、今私の手元には一冊も残っていない。
一体、どこへ飛んで行ってしまいのやら。

画像はネガティブ加工しています。
昨日、今日、明日、明後日と私の年齢では結構凄い日々が続きます。
ペタッ、コメント返しできぬかも。
お許しください。