気二ナルことわざ ★き★ その2 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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◆木で竹をつぐ
★普通は木に竹をつないだりしますと、奇妙で不自然です。
しかし、最近は、そんなことも当たり前になってきた感があります。




◆昨日の花は今日の塵(夢)
★昨日つれづれ今日錦、なんていうのもあります。
日本人は、この手のことわざや話が好きなようです。水戸黄門は、これの変形とも考えられます。




◆杞憂
★たいへん古い故事で、杞という人が天が落ちてくるのではないか、と嘆き悲しんでいたということに由来するようです。
実はこれ、周という前王朝を、嘲笑った故事とも言えるのですね。




◆九死一生
★私は聞いたことがありませんが、十死一生とも言うようです。
表面上は、今のどこかの政党に似ています。





◆牛耳を執る
★これに関して、私は勘違いしておりました。
牛は耳をつままれると大人しくなるらしいから、この故事も、それからきているのかな?と教えられ、また、思っていました。ただ、牛の耳を引っ張ったりしたら、余計暴れるようにも感じてはいましたが。
これって、昔、中国で盟約を結ぶときに、牛の耳から血を取りすすった、という故事からきていたのですね。いわば血判のようなもので、これをまとめあげるから、“牛耳る”になったらしい。





◆窮鼠猫を噛む
★いや、大都会に住む鼠は子猫以上にまるまると太り、猫が逃げ出すと聞いたことがあります。




◆器用貧乏人宝
★ノーコメントにしておこう。




◆玉石混コウ
★私の携帯ではコウの字(さんずいに肴)という字が出ない。
しかし、一部の雑誌には、玉石混合とでも書いてありそうな気がします。ありゃ、これは失礼かな。




◆漁夫の利
★ダ・ヴィンチ・コード2(映画)だったと思うが、コンクラーベ(法皇を決める会議)で、次期法皇候補に登っていない人に対して、この故事を使っていた。 おいおい、危ない和訳じゃないのと、他人事ながら冷や汗をかく思いがした。




◆麒麟(きりん)の躓(つまず)き
★麒麟でも躓くこともある、つまり、猿も木から落ちるに同じ意味だ。
ただし、この麒麟とは、あの首の長いキリンではない。ビール会社のマークにもなっている馬(空想上の)のこと。





◆義を見てせざるは勇無きなり
★はい、ごめんなさい。