【しま爺迷怪辞典】2010.01.06-2 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

★菜名臭粥
七草粥に似せた食材のうち、有機農薬たっぷりの野菜を使ったお粥。




★すべての道は、のろまに通ず
あくせく働いても、結局はマイナス評価しか得られないこと。




★地理がつまればヤバくなる
最近の義務教育で、ほとんど地理を教えていないことを嘆く言葉。




★理科に火(か)、無理をたださせず (原典:李下に冠をたださず)
理科の実験で、子どもが火を使うのは危険だから、アルコールランプに火を付けるのは、先生のすることだ、という考え方。
転じて、的を射ない考え。あるいは、過保護教育。




★ノー・テンキー
テンキーがなく入力に手間取ること。転じて、扱いにくい相手。 または、感覚がズレていること。







……生まれたてホヤホヤの言葉

【南アフリカなら無罪だ】
浮気をした亭主が居直った時に使う言葉。
転じて、屁理屈。

(南アフリカでは一夫多妻は、法律上なんら問題がない。先日、南アフリカ大統領も、5人目の妻をめとったばかりである)





【NAVIのナビ忘れ】
自分のことは見えなくなってしまうものだ。
→類義語【医者の不養生】
→類義語【灯台もと暗し】
(車の専門誌ナビが休刊。他人のナビはできても、自分はナビできなかったようだ)




【ツイッターにたてついったー】
つまらぬことに頭を使うより、より大切なものをすべきだ、と諭すこと。
(ツイッター導入に乗り気な首相に、自民党加藤氏が苦言)





【製品は感染しておりません】
外壁は破られたが、城内は無事であること。転じて、中身には問題がないこと。
(モロゾフのホームページが、コンピュータウィルスに感染)





【人口しばしなく、人工芝もなし】
見込みがない投資はできないこと。
または、その言い訳。
(千葉ロッテの人工芝張り替えを、選手会会長サブローが直訴)




【古代日本人は、皆超能力者】
全く的外れの情報を流すこと。または、奇想天外な論理。

(東大寺山古墳から見つかった太刀に、金の象眼があることから、倭人伝の記述の卑弥呼に合致、卑弥呼の墓の証だとする報道をするところがある。
多分この記事を書いた人は、全く倭人伝の写本を読んでいない。というより、卑弥呼がどういう生活をしていたかについて、無知である。
恥ずかし気もなく、よく言うよ。という爺さんのボヤキ。また、それを流す編集責任者への呆れ返り。
倭人伝を読んでいれば、“卑弥呼が金の象眼のある太刀で民衆に畏敬の念……”の記事は、別の表現だと、“古代日本人は、はるかに離れた戸を閉め切った家の中にある、一輪の花が見える”ということになる。つまり、透視能力があったことになる。
ただし、倭人伝の卑弥呼の記述が、正しいかどうかは分からない)