えー、世間では大晦日でございます。
私に直接は関係ありませんが、かなり近いところでは、年末年始など関係なく、あまり寝ないでお仕事をされているはず。
お疲れさまです。
さて、そうした方々に頭を下げつつ、ただいま年越し蕎麦の下ごしらえ中です。
蕎麦も粉から作りたいのですが、今はその体力も根気もなく、これは市販のもので我慢しましょう。
というわけで、今は汁を作っているのですな。
えっ。
いや、北の政所は、かような雑多な仕事は、やんごとなき者が手を汚すなど考えの外、当然下僕の仕事であると思っておるのでして。
いやいや、そんなことはないのですが、まあ、私が好きでやっているわけですな。
さて、この汁、今年はブッタジャンプスープ風味にしましょう。
たまたま昨日、何だかなあ?と買ってきたものが豚の耳。私も、こんなものは料理したことがありません。
でも、コラーゲンの塊だぞ、というのは直感で分かります(本当に多いかどうかは、分かりません)。
で、これと鶏ガラをグツグツやるわけです。
しいたけ、ブナシメジ、ごぼうを入れ、少し酢を加えて、たまたま安売りしていたパパイヤをわずかに加え、灰汁を十分にとってから、市販のつゆの元を少々、砂糖少々、塩少々、醤油などで味をととのえていきます。
本当はここで、干しアワビ、干しナマコ、干しホタテなども入れたいところですが、諸事情により割愛します。
このままグツグツすること2時間。
鶏ガラなどを取り除くと、半透明な、やや粘度あるスープが出来上がります。
ブッタジャンプスープは、シンガポール・シャングリラだと、30年くらい前で、1鍋20万円から30万円。
このスープは、1000円もかかっていませんが、大差ない味ではありまする。
と、自画自賛記事でした。