前提条件と仮定法 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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恋人の浮気、許したことある?
ブログネタ:恋人の浮気、許したことある? 参加中


このネタには、大変頭を抱えてしまった。

それはまず、質問にある前提条件だ。

この質問は、恋人がいることを既成事実として扱っている。
だから、【全員参加OK】とか書いてあるけど、いない者はどうするんじゃい! いるふりして書けってか。



さらにだぞ。
既婚者が答えたとする。
アワワワワッ。
恐ろしいことになりますわい。
“妻(夫)が一生の恋人です”なんて宣言されている、実にうらやましい、このヤロー!フン、フン、勝手に甘いお菓子を食べておくんなまし的な方なら別ですが、いいですか。

そうではない既婚者が“恋人”と言ったなら、妻(夫)以外の人ということになりますわな。

その時点で、ウワッ!大変だ。ほれ、浮気がバレましたがな。
ウヒャヒャ、いい気味じゃわい。

いやいや、そんな風には思いませんぞ。

はい、御愁傷様ですなあ。(しんみり)




ありゃ、なんか方向がズレましたか。



とにかく、恋人があることが当たり前としているあたり、うーん、マンダムだわい。






で、次の仮定だ。

“許しますか?”ということは、【恋人が浮気をすること】を初めからいけないこととして、【許す】かどうかの選択を尋ねている。

いいですか。よく考えてくださいよ。

恋人が浮気、というフレーズには、恋人が単に気の迷いで他の女(男)に行ったが、必ず帰ってくるのだ、という思いがあることになるぞ。
そうではなく、相手のところへ行ったきりで戻らないなら、そりゃ浮気じゃあない。

自分のところに来る、相手より自分のが愛されている。
そう思っているから“浮気”であり、“許せる”とか“許せない”となる。






























なーんて、頭でっかちのことを言っていたら、恋人なんざできますまい。


はい、そういう私めもまた、

トホホのホンでございます。