
このネタには、大変頭を抱えてしまった。
それはまず、質問にある前提条件だ。
この質問は、恋人がいることを既成事実として扱っている。
だから、【全員参加OK】とか書いてあるけど、いない者はどうするんじゃい! いるふりして書けってか。
さらにだぞ。
既婚者が答えたとする。
アワワワワッ。
恐ろしいことになりますわい。
“妻(夫)が一生の恋人です”なんて宣言されている、実にうらやましい、このヤロー!フン、フン、勝手に甘いお菓子を食べておくんなまし的な方なら別ですが、いいですか。
そうではない既婚者が“恋人”と言ったなら、妻(夫)以外の人ということになりますわな。
その時点で、ウワッ!大変だ。ほれ、浮気がバレましたがな。
ウヒャヒャ、いい気味じゃわい。
いやいや、そんな風には思いませんぞ。
はい、御愁傷様ですなあ。(しんみり)
ありゃ、なんか方向がズレましたか。
とにかく、恋人があることが当たり前としているあたり、うーん、マンダムだわい。
で、次の仮定だ。
“許しますか?”ということは、【恋人が浮気をすること】を初めからいけないこととして、【許す】かどうかの選択を尋ねている。
いいですか。よく考えてくださいよ。
恋人が浮気、というフレーズには、恋人が単に気の迷いで他の女(男)に行ったが、必ず帰ってくるのだ、という思いがあることになるぞ。
そうではなく、相手のところへ行ったきりで戻らないなら、そりゃ浮気じゃあない。
自分のところに来る、相手より自分のが愛されている。
そう思っているから“浮気”であり、“許せる”とか“許せない”となる。
なーんて、頭でっかちのことを言っていたら、恋人なんざできますまい。
はい、そういう私めもまた、
トホホのホンでございます。