鍵がない。 開けられない! | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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インフルエンザ、対策してる?
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いや、鍵をなくして、喫茶店なりインターネットカフェなりで、朝を待たなければならない。という話ではありません。
これは新型のインフルエンザの話です。


毎日、あなたは当たり前のように家のドアを開け、家に入りますよね。

これは、鍵穴と鍵が同じ形で、ほとんど変化をしないからです。

当たり前と言わないでください。

もし、鍵穴が日々変化するとしたら、あるいはカードロック式の暗証番号が、日々変化するとしたなら、昨日まで使えた鍵、または暗証番号は意味がないものとなり、ドアは当然ながら開きません。


この毎日変化する鍵穴が、新たに生まれたインフルエンザ、鍵が薬と考えますと、インフルエンザ対策がいかに難しいかが分かります。


鍵は、鍵穴に合わせて作らないといけません。
変化する鍵穴の形を予想して鍵を作っておくこともできるでしょうが、鍵穴の形がちょっとでも違っていたなら、使い道がありません。

つまり、鍵は常に鍵穴の変化の後で、鍵穴の形に合わせることになります。


ただし、鍵に油を塗って無理にこじ開けたりする事もできます。


また、人(生物)の体には、時間とともに鍵穴に合わせて鍵の形を変えていく力があります。



なんか分かったような、分からないような話ですね。

早い話が、新しく生まれたインフルエンザに効く薬というものは、すぐには出来ません。
つまり、早い時期に発売された薬は、予防には、まず効果はありません。

ですから、体力をつけたり、体に負担をかけないようにすることが、最も効果的な新型インフルエンザ対策でしょう。

でも、全く従来型の薬に意味がないかというと、そういうわけではありません。
小麦粉に砂糖を入れた偽薬でも、“素晴らしく効く薬”と信じてしまうと、本当に病気が治ったりします。

この辺が、人の体と心の不思議なところでしょう。

病は気から

この言葉は、1割位は真実のようです。


なお、ちょっと怖い話ですが、物理的な方法でなら一瞬で、また、心理的な方法でも、癌を作ることさえ、それほど難しいことではないでしょう。



新型インフルエンザに即効く薬は、すぐには出来ません。

また、それが作られても、早晩新しい形に変異し、あるいは、ウィルス→微生物→小動物→鳥→豚→人 などのルートで新しいインフルエンザが流行ります。

その対策は、良く寝、良く食べ、良く笑う でしょうか。





ありゃ、そういう私自身、しておりませんがね。






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