
新しい命の為に、必死で自己主張するものがある。

枯れているようでも、強く生きるものがある。

常に青葉を広げているものもある。

しかし、
いずれにしても、
みな、
見えないところでは、
必死に、
足を、
バタつかせているに、
違いない。
今日は、これからお墓に参ります。
いい次男夫婦に、
すべてを
助けられています。
昨夜は、
わが北の方も
生涯一度くらいのお姿で
なんとか形になりました。
わたしは、結婚して初めて褒めてやりましたわい。
いやあ、
ということは、
ひどい旦那ですなあ。
はい、そうでございました。
いままで、口に出したことなんざありませんでしたなあ。
しかし、こわいのはこれから。
いや、今はよしましょう。
はい、お寺さまに参る前ですから。


風に耐える、
どっかの爺辛トンボ。