今回の衆議院選挙における表舞台の立役者。
これは言うまでもなく民主党です。
しかし、多くの方が感付かれているように、この民主党大勝という晴舞台には、見えない影の協力的傍観者がいたことは注目に値します。
宇宙人たる鳩山首相のバックをしっかりと固めている、あの小澤さんのことではありません。
彼は、ある意味で最も首相にふさわしい色をもった方であり、今回は幹事長に甘んじていますが、遠からず表でも日本を牽引するでしょう。
わたしが協力的傍観者と呼ぶのは、いつもなら全国に多数の候補者をたて、当選は端から考えず、自党に批判的ではない国民の数を割り出すことに熱心だと感じてしまう、あの党のことです。
彼らは、いまだに形骸化した理念や、現実的と思われぬ党の理念、名称に表面上はとらわれているように思われますが、本当のところはどうなんでしょうか。
だいだい、今回のような味な真似もするようになりました。
これは若く切れる党首(あの党は、確か書記長だか書記局長だかという歴史的名称を使っているが)のリーダーシップたるや、見事なものでしょう。
少なからず、現首相の祖父や、民主党の対アメリカ政策との絡みもあるのでしょうね。
まさか、小澤さんと志位さんが膝を突き合わせて密約なんざ結ぶわけはないですが、政治家同士のあうんの呼吸はあったと感じます。
そのへんは想像したり理解できますが、やたら甲高い声で現実的でない理想をズラズラおっしゃるお姉さんが閣僚というのは、まあ、政治力学的にはわかる気もしないではないですが、?を5つくらいつけたいですな。
比較的方向が似ている渡辺さんを仲間外れにし、灰汁の強いあの方を入閣させることは、比較的簡単に理解出来ます。
が、あのお姉さんを入れたのは、何ででしょうや。
まあ、土佐犬や秋田犬は手綱をとるのが難しいですが、チワワなら簡単だからでしょうかね。
しかし、もっと心配なのは外相。
外交とは、お互いの国の信頼を築くことだ、なんておこちゃま社会科の考えで交渉なんかしないでしょうね。
真面目そうに見えるだけに心配だなあ。
わたしみたいなひね爺、野の草が騒いだところで仕方ありませが、あのチャーチルが第二次世界大戦で、どんなトリックや魔法を使い、いかにうまく他国を利用し、自国のだけの利益を考えたのかのかご存知でしょうが、もう一度学び直していただきたいものですなあ。
早く寝ようとしても、なかなか眠れません。
ボヤキついでに、全く別世界にまで口出ししてしまいました。
こんなだから、最期まで親孝行できないんです。
やっぱり、わたしゃ、アホですわい。