
いやあ、どちらも自らやってみたいとは思いません。
まあ、あえてやれと言われたなら、断食と答えておきますか。
しかし、この問は難しすぎる。
まず、滝に打たれるにしても、真冬なのか真夏なのかがわからない。
ただし、滝が凍っては滝に打たれることはできないから、真冬にしても水温は0度以下である可能性は低い。とはいえ、0度近い水にもろに浸かっていたら、おそらく数分で危険な状況になる(真冬の海なら、数分で心肺停止)から、あまり長いことはできないはずだ。
一方、真夏にチョロチョロ落ちる水であれば、ランボーあたりなら2、3日でも耐えられるだろう。
また、断食に関しては、その期間はどれほどなのか、また、外気温は?
水分も摂取できないのかで全く状況が変わってくる。
例えば、砂漠で炎天下に断食を試みたなら、断食の前に、熱射病にやられてしまう。
イスラム教の断食(ラマダン)は、1ヶ月間何も食べないというわけではない。
日が落ちれば飲み食いをする。
また、仏教最大の苦行と言っても過言ではない、天台宗・千日回峰の後半に行われる“堂入り”(足掛け9日の断食、断水、断眠)などできるのは超人であり、普通の人にはとても無理だ。延暦寺の長い歴史の中でさえ、これを成し遂げた人は50人に満たないし、2回できた超超人は3人だけである。
と、堅苦しいことを書いてしまいましたが、軟弱な私は、どっちもやりたいとは思えないなあ。