情報社会の落とし穴 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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選挙の思い出 ブログネタ:選挙の思い出 参加中



国政選挙などでは、投票締め切りの8時前後から、各テレビ局が一斉に選挙速報特番を流し始める。 

ここで多くが注目するのは、当選確実の発表である。 
局によっては、1回目の開票で既に当確を流す場合もある。 


これらは主に出口調査の結果から予測するものらしい。 

当確スピードは、こうしたデータ収集量、コンピュータの分析能力にも大きく左右されるが、もっとも影響を受けるのはソフト面、くだいた表現をするなら、人の考え方である。 


つまり、あの予測というのはコンピュータが勝手に割り出したものというより、人の考えに基づき計算されたものなのである。 



だから、当確だったのに落選したというのは、コンピュータのミスではなく、コンピュータに指令を与えた人間の考え方のミスであるとも言える。 

だから、プログラマーを首にしろとかいうわけではないが、かつて何人かが当確から落選という奈落の底へ転げ落ちる経験をしている。


ところで、最近は個人情報保護法などができ、いかにも個人情報が守られている感じを受けてしまう。 


が、これは全くと言ってよいほど、うわべだけのことであることはお分かりだろう。 

さらに、コンピュータがまだよちよち歩き状態だから、とんでもない情報を流してしまうこともある。 


例えば、インターネットでは、私としま○ら氏なる2チャンネルで有名らしい御人が何らの関係があることになっている。 
が、これはおそらく単にハンネが同じというだけで結びつけてしまっているだけであろう。 
私はしま○ら氏は、全く知らないからだ。 


さらにとあるアナウンサーの方も、つながりになっている。 
その方とはアメブロのペタ仲間、コメント仲間だけなのだが、まだ幼稚なコンピュータはやはり直接のつながりにしてしまう。 


まあ、このあたりは見る人も、ほとんどは眉唾で見るだろうから、まだ許せる範囲だ。 



が、時には、辞書がわりに使う場合があるサイトで、とんでもない誤りがある場合がある。 



確かにコンピュータが普及して便利になった。 

が、情報の取捨選択は恐ろしく難しくなりつつある。



近い将来、選挙は電子投票となり、瞬時に結果がわかるようになる。 

が、それをどのようなシステムを使って、どう処理するのかを決めるのは、当分の間は人間である。 


もし、予想以上に早く量子理論を応用したコンピュータが実用化し、現在のコンピュータ能力が無限大近く向上したとしても、すぐにはこの状況には変わりがない。 


まあ、私の生きているうちには無理ですから、考える必要もないことではありますがね。