
多くのご婦人方なら、2センチメートル縮んだといえば、小踊りして喜ぶかも知れないですね。
が、これはウェストではなく身長の話です。
学生時代は168センチメートル。
まあ、当時の平均よりは少し高いかなあ、程度でした。
最近測ると、166センチメートルくらい。
えっ、こんなに縮むのか?
上の息子には中3くらいで抜かれ、間が空いた下の小6も、あと2年くらいで私を抜きそうだ。
むかーし、栄養学の授業で親の背丈の10%くらいなら、環境で伸ばすことができる、と習った気がする。
まあ、今の子は背丈はあるが、がっしり感のある者が少なく感じるのは、年寄りのひがみですかね。
ところで、世界の神話、伝説には必ずと言ってよいほど巨人が出てきます。
日本に、そうした巨人伝説がほとんど見られないのは不思議です(日本ではむしろ、一寸法師やあまのじゃくのような小人伝説が主)。
世界に残る巨人伝説は、すべてと言ってよいほど人間の敵であり、やがて人間に滅ぼされるか、別世界へと追いやられてしまいます。
ですから、こうした巨人伝説は、先住民を制服した記憶の反映だ、とされる方が多いようです。
日本では、倭神巨人種伝説、大太法師(だいだぼっち)伝説、百合若伝説などがありますが、海外物ほど巨人に対する嫌悪感がない気がします。
むしろ日本では、タヌキや怪鳥、ヘビが巨大化されています。