飲食と目的 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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何を食べるか、誰と食べるかどっちが重要? ブログネタ:何を食べるか、誰と食べるかどっちが重要? 参加中



これは簡単です。 

答えは、両方とも正解と言いますか、目的により優先すべきものが変わってくるということです。 



例えば、気のおけぬ友なら何でもいいでしょうし、場所だって肩肘はらないところならどこでもよいでしょう。



言葉をかえるなら、誰とたべるかを考えて食べに行くなら、その相手がいることが前提条件ですから、当然中身は二番目です。 



一方、ぜひあれが食べたいとなったなら、相手は二番目でしょう。 

一部のレストランは一人では入れませんが、そこで相手を選ぶにしても、初めにあれが食べたいという気持ちがあってから、あの子を誘おうか、それともあの子となるわけです。 




つまり、最初に言ったように、どちらを優先するのかではなく、これらは比較できない要素であり、初めのきっかけで、一方が優先され、他方が二番目になるわけです。 





もっと分かりやすく具体的な例をあげましょう。 



どうも蒸して仕方がない。そこで、


ビールでも飲みに行こうか。
 
と同僚を誘ったなら、これは飲み物を優先しているわけです。 
つまり、べつに誘った相手ではなくても、大きな問題はありません。






一方、へこんでいそうな同僚がいて、 

おい、ビールでも飲みに行こうや。 


と言ったなら、これは対象人物の方が優先されたわけで、別にビールではなくてもかまわないわけです。 




……………………………
★蛇足
    いや、蛇羽か?




しかし、蒸しますなあ。 
さて、冷やした焼酎を、ドライマティーニとでも思って飲みますかな。 





ええ、この場合には、飲み物が優先されたのか、飲み物を口実に夢の中で乾杯する相手を優先したのかは、なかなか判断が難しいですなあ。