
数学の世界では、0から3を引くと-3という答えを導き出せる。
が、記憶や経験の世界では、この式は成り立たない。
つまり、恋愛経験がなかったとしたら、失恋は有りえないだろう。
ということで、大変残念ながら、この寝た、違いました。この妬み……、また、違った。
このネタには、答えようがないのである。
が、それでは妄想世界を生きる者として失格だ。
だから、鱈、レバを肴に論を進めよう。
かつての恋人と友達になれるか?
答えは、なれる場合となれない、いや、なるべきではない場合とがあるだろう。
例えば、お互いの勘違いから不幸にも別の道を歩むことになってしまった二人なら、ある程度の年になれば、なんらわだかまりもなく友になれるし、また、それは良いことだろう。
問題があるとすれば、お互いの胸幅が広くなり、十分に相手の良さを理解でき、より深い関係にはまりこみ、お互いの家庭にボヤ騒ぎを起こす可能性が少なからずあることかな。
でも、十分大人同士なら、もっとスマートな関係でいられるでしょうね。
なお、お互いが骨身を削って離れた関係、金銭がらみ、情欲による別離であったなら、よりは戻らないでしょうし、また、戻すべきでもないですよね。
まあ、そうなったら、ドアの開け方一つでさえ気に障るようになるでしょうから、再会しても他人以上に離れた関係となっていて、普通なら友達にはらないでしょうよ。
はい、恋愛を知らぬ爺の恋愛講義でありました。
失恋。 違うっていうの。失礼。