昔40 で 今35 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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何度から「超暑い~」? ブログネタ:何度から「超暑い~」? 参加中



最近、といってもここ2、3年ですが、暑さ、寒さに弱くなりました。 


寒さならマイナス20度、暑さなら40度くらいまではなんとかなったのですが、もうダメですね。 


マイナスどころか、5度程度で寒く感じますし、30度を超えると暑さに眠れず、35度もあったらダウンでしょう。 




話は変わりますが、南国というと熱帯夜、汗ばむ夜を思い浮かばれることでしょう。 


ええ、確かに何もないところならそうです。 



が、あちらでは寒さとは最高の贅沢です。 

ですから、高級ホテルほど冷房をガンガン効かせている傾向があります。 


特にレストランなどは寒くて、汗腺が開いてしまっている長期滞在者には、鳥肌がたつほどです。 



そんなわけで、ある程度南国に慣れている方は、レストランに行く時にはカーディガンか上着を持って行きます。 



私が初めてシンガポールに出張するとき、先輩がセーターを持って行くよう教えてくれました。 
その時は冗談かと思い持参せず、後で失敗した!と思ったものです。 



ところで、アルプスの山奥では20度を超えると、もう真夏の騒ぎ。 

氷河に削られてできた湖に飛び込んだり、目一杯薄着で日光浴をしたりしています。 



日本だとツヨポン事件になってしまうことも、あちらは結構おおらかです。



まあ、独身者にはいささか刺激が強いかも知れませんが。 


私はそうした文化の方が、日本のような隠された色気より優れているなんては思いません。 

日本の文化は世界一、と勝手に決め込んでいます。


が、そうした文化を否定するつもりもありません。 

こうした風習は、北欧や山国では紫外線不足からビタミンD不足による、くる病対策に効果的だからです。 

が、最近のオゾン層破壊で、紫外線がもろに直撃し、くる病以上に皮膚ガンの恐怖が増しつつあるため、こんなこともなくなっていくのでしょう。 





南極大陸を探検した白瀬大尉は、子どもの頃から極地探検を夢見て、真冬でも裸に近い格好で過ごしたと言われています。 


また、両極を除けば最も寒いベルホヤンスクやイルクーツクあたりに住む人たちは、ほとんど涙を流さないとも言われます。赤ちゃんもあまり泣かないらしいのです。 


この地域では、マイナス50度以下になることも、けして珍しいことではありません。ですから、へたに涙など出したなら、一瞬で凍って凍傷になってしまいます。 





人が感じる暑さ寒さは、当然のことながら個人差があります。 



便利になりすぎた日本。 

万が一、何らかの原因で電気がとまり、しばらくクーラーやヒーターが使えなくなったらどうなるのでしょうか。 



学生時代に、現在使われている震度に変更されるきっかけとなった地震を経験している私としては、いささか不安になってしまいます。 







それにしても、最近日本は暑くなりましたね。 


あなたがクーラーをつければつけるほど、地球レベル、地域レベルでみると暑くなっていきます。 


と言ったところで、じゃあクーラーを止めようか、という方はまずいないでしょうが。 


ただし、電気が一時的に止まる可能性は、天災、人災を問わずたくさんあります。 



少しは夏の暑さ、冬の寒さに慣れる訓練も、必要かも知れません。