
中国に滞在していた頃、現地の人たちのおやつといったら、スイカの種。
私もこれは食べたことがあります。
ただし、なかなか彼らのやるように種をきれいに割って食べることはできませんでした。
スイカ以外にカボチャの種もポピュラーなおやつでしたが、ついぞメロンの種は食べたことがありません。
メロンの種はかなり小さく細長いですから、食べるのにかなり苦労しそうですね。
ところで、スイカにしろメロンにしろ、アフリカの乾燥地帯原産らしい、ということをご存知でしょうか。
乾燥地帯では、生きる為には水をいかに蓄えるかが最も重要です。
蒸発を一番少なくするには、表面積を少なくすることです。
同じ体積で、最も表面積が少ない形は球。つまりボールのような形です。
その意味でスイカもメロンも、理にかなった形をしているわけです。
その球体の中に、子孫の為の大量の水を蓄えているわけです。
えっ?
種の話ではなかったのですか?
蛇足ですが、アンデスメロンの原産地は、アンデス、つまり南アメリカではありませんよ。
ありゃ、日本で作られたものですから。