
クールビズというのは、多分日本語なんだろうな。
英語圏に住んでいる人がこの日本語を聞いたら、どんなイメージを浮かべるのだろうか。
遠洋で採れた魚介類や肉の保存をする仕事?
あるいは、クーラーとか扇風機を製作する企業?
西海岸に住んでいらっしゃるお方にでも教えていただこうかな。
(暗に、お願いしていたりする)
で、将来、いや今も話題になっているクールビズをあげますか。
まだ世の中のアクタなど想像すらしたことのなさそうな、二十歳前の(最近の子は早熟だから、田舎でもなかなか難しいでしょうが)猫が笑っだけで目を丸くしたり、カラスが帰ろうよと言っても誘いにのらないような、純粋無垢に見える子がいたとします。
この子が大勢のワニやらヘビに囲まれた時、ある男が、どこか違和感を感じながらも果敢に助け出したとしましょう。
しばらくして、この魑魅魍魎は、すべて純なその子の取り巻きで、勇敢な男は底なし沼へとまっしぐら。
これは冷えますよ。
熱帯夜であろうと、心底凍り付くでしょうな。
しかも、ドライアイスみたいにいつか消えてしまうのではなく、常に玉づさが怨霊(これ知ってたら、あなたは43歳以上)となって来る日も来る日も……。
こんなのを、クールビズというのではないでしょうか。
えっ?
全く違う?
はあ、服装なんかをいうの?
ひょっとして、ビスってビジネスではなくて、ビジネスウェアの略なの!
ああ、また新しい日本語を覚えましたなあ。
まあ、パンやカステラ、ホチキスが英語と思われる国ですから、こんな略語もありなんでしょうな。