うん、ほんの2、3キロメートル。
東京駅の京葉線ホームから地下鉄日比谷線に乗り換えする時に、駅内で迷ったらそのくらい歩くだろう。
たいしたことはない。
と、私。
もちろん、あるブロガーさんが1日中駅の中を彷徨い、迷子になって歩く距離よりは、はるかにすくない。
が、これは息子には言わなかった。
さらに、実は、たっぷり6キロメートルはある。
と、
エーッ
と息子が声をあげた。

息子が遠くを指さして固まっている。
なんだろうか。
スーパーマンか、いや、ポケモンのキャラクターでも現れたのであろうか。
と、とんでもないスピードで走ってきたそれは一瞬にして私たちの前を通りすぎた。
と、シャッターチャンスを逃した私に、もう一度サービスとばかりに、それが引き返してたのだった。
