貧しき者のこどもの日  その3 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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どのくらい歩くの? 


うん、ほんの2、3キロメートル。 
東京駅の京葉線ホームから地下鉄日比谷線に乗り換えする時に、駅内で迷ったらそのくらい歩くだろう。 
たいしたことはない。 



と、私。 


もちろん、あるブロガーさんが1日中駅の中を彷徨い、迷子になって歩く距離よりは、はるかにすくない。 
が、これは息子には言わなかった。 


さらに、実は、たっぷり6キロメートルはある。 



と、 


エーッ 


と息子が声をあげた。 


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息子が遠くを指さして固まっている。 




なんだろうか。 

スーパーマンか、いや、ポケモンのキャラクターでも現れたのであろうか。 






と、とんでもないスピードで走ってきたそれは一瞬にして私たちの前を通りすぎた。 


と、シャッターチャンスを逃した私に、もう一度サービスとばかりに、それが引き返してたのだった。 





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