寝ること 眠ること | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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普通の人は1週間くらいは水だけで生きていけますが、1週間不眠で生きていける人はまずいないでしょう。


以前テレビで見ましたが、80時間位の不眠記録があるようです。しかし、この記録を作った方は、後に精神に異常をきたし、哀れな最期だったようです。 

よく世間で徹夜と言いますが、『徹夜』しているという人でも、48時間以上不眠不休ということは、まずありません。 

だいたいが36時間位か、合間に仮寝などをしていて、『連続で48時間起きたまま』ということは稀、というのが、私の経験です。 

比叡山には千日回峰という荒行があります。この行の最後の方には、9日9夜不眠不休不食という信じがたい行があり、これを経験しないと次の行に進めません。 

不眠不休不食といいましたが、今は確か、わずかな水が胃に入るような気がしましたが、定かではありません。 
(叡山関連の方へ:間違いでしたらすみません。ご指摘、訂正いただければ幸いです)



ところで、日本語には「寝る」という言葉と「眠る」という言葉があります。 

同じように見えますが、漢字をよく見てください。


まあ、これはこじつけかも知れませんが、寝るにはウかんむりがあり、家など雨風のしのげるところで休むこと、つまり物理的な休息を意味するのでしょう。 

一方、眠るには目と民があります。 
これは、目(頭)と民(心)の休息を意味している気がします。 


寝ている間にも脳は、心臓を動かしたり、夢を見させたりと休んではいません。 


私は脳のように不眠不休で働くことは出来ませんが、できれば、安定して6時間くらいは眠りたいものです。 


現実には2、3時間だけであったり、逆に休みの日には、10時間も寝てしまうこともありますがね。


残念なのは、どんなに寝ても、子どもの頃のような目覚めの爽快感を味わえなくなってしまっていることです。 




★追記 

しま爺古代語研究所によれば、「寝る」または「眠る」、「こっくりする」によく似た言葉が、チベット語、ネパール語、クメール語、タイ語、ラオス語などの東南アジア近隣地域、及びアラム語、古代エジプト語、シュメール語、マヤ語などの、現在は消えてしまった言語の中にも見つけることができる。