
現在私は、1人4.5役ぐらいをこなしている。
昼間はアホだけど堅物で融通のきかない会社員として、土日の時々は地元の町内会のなんだかよく分からないじいさんとして、夜は最も自分に近いボケ爺としてまずまずの生活をしていた。
まあ、これなら1人2役あまりだから、ちょいと無理すればなんとかなっていた。
が、最近、所々の事情により、地元であんまり奇人爺さんをやっていられなくなり、かつ、これまたよんどころない事情で、父親や母親の役目までしなければならぬ事態に遭遇している。
今日なんざ、次男のお弁当なるものも作ってしまった。
弁当箱が空になり満足してくれていることは、普通なら嬉しいことなのだが、普通ではない将来の事態が見えるため、なかなか素直に喜べない自分が、客観的に見ると哀れであり、不幸でもある。
と、しんみりしそうになってきたので、話題を変えよう。
いやあ、我が家の垂れ桃、改めて自慢したくなりましたなあ。
残念ながら携帯では撮影できませんが、夜中でもその空間が、白くぽっかりと雪が降ったようになっています。
かわいそうですが、あと少ししたら、大きな実をつける前に摘まなくてはなりません。
その頃になると、カサブランカの芽が出、バラも葉をつけ始めます。