
一瞬、何のことだろうと思った。
音感からするとフランス語の訛った日本語かな?とも思ったが、どうもハブのことらしい。
ハブ空港とかいうような車軸のことかなあ。 つまり、いろんなものが集まるところ。
しかし、それにしてもニュアンスが少し変だ。
ハッブルなら知っている。
長い間、世界最大の望遠鏡の代名詞でもあった。もちろん、元々は望遠鏡ではなく、天文学者の名前である。
パプーも知っている。
漫画などでパパ、つまり父親への愛称だ。
ハブ。
まさか毒蛇ではあるまい。
バブバブ。
赤ちゃんの擬声語。
ハップー。
happyの訛り。
ハーブ。
薬草類。
バーブ
佐竹といえば、40年以上昔のスター。
バブル
はじけました。
バベル
今のイラクにあった町。天まで届く塔を建てたが、神の怒りに触れる。
バンブー
竹。孟宗竹→妄想だけ?
確かに私は妄想だけは、自信があるが。
うーん。
みんな違う気がする。
バブーとは何なんだ?
私は今、奇妙なクラインの壺、メビウスの輪、エルンスト・エッシャーか、ボッシュの世界を漂っている。
海は平坦な水の延長に見える。
が、どこまでもどこまでも続き、縁に至ることはない。
そればかりか、やがて元の場所に戻ってくる。
地球に裏も表もなく、すべてがどこかでつながっている。
私たち人類も、ミトコンドリアをたどれば、アフリカあたりの1人の女性にたどり着く。