
漫才にケンタッキーフライドチキンとマグドナルドを題材にしたものがある。
多少名称が違うだろうが、おおよそ以下のような話だ。
ケンタッキーというのは、アメリカの片田舎だ。フライドチキンは唐揚げ。
だから、ケンタッキーフライドチキンを和訳すれば『長野県の唐揚げ』ということになる。
一方、マグドナルドとはじいさんの名前だ。だからマグドナルドを和訳すれば『貫太郎』になる。
まあ、そんな話である。
日本は言葉を含め何でも取り入れ、いつの間にか別のものに変えてしまうのが得意である。
それは、文化や宗教にさえあてはまる。
黄泉の国に渡る前に、芥川龍之介や三島由紀夫、あるいは森鴎外あたりが、このへんの不思議に触れているような気がする。
話を戻そう。
チキンナゲットも今は純然たる日本語になっているが、初めて耳にした時は違和感があった。
というのは、ナゲットという音には、金塊というイメージが強かったからである。
このチキンナゲットだが、私がお薦めしたいソースは、バーベキューソース2、マスタード3、チリソース5である。
ただし、これは少々大人向けですかな。
