
これは自分でも理由がわからないのですが、『カエルの歌』なんですなあ。
ひょっとしたら、初めて覚えた曲だからでしょうかね。
ええ、そう。
『カエルの歌が、聞こえてくるよ、クウァークウァークウァークウァー、ケロケロケロ、クウァクウァクウァ』
っていうあれです。
私は時々、ピアノで破壊的演奏をします。
といってもほとんど楽譜は読めませんから、全くの自己流、弾くごとに毎回旋律が変わったりするものです。
そんなしま爺作曲作品が3つほどありまして、そのうちの1つが、この『カエルの歌』を主題としたものです。
概要を説明しますと、初めは右手だけのつっかえつっかえのカエルの歌で始まります。
8小節目あたりから左手が入り、曲がスムーズになっていきます。
16小節過ぎて、にわかに短調(ミとラのフラット:何短調かわからない)に転じ、ベートーヴェンNo.5第3楽章から第4楽章に移行する、あのティンパニの低く重い音に似せた3オクターブ下の音が、静かにおどろおどろしく続きます。
と、一気に第1楽章第1小節、例のダダダダーンがなり、トロンボーンの牧歌的な音が入る手前あたりまで短縮省略し、また、長調に戻って終わるもの。
って書いたけど、毎回違う曲になるところが、なんともトホホでござりまする。
誰かに言わせると、音楽ではなくうるさいだけ。
最近は息子にも、「公園にまで聞こえるよ。近所の人ビックリしちゃう」との指摘を受け、さわっておりませんが。
