
齢(よわい)五十の声を聞いた者なら、答えは決まっておる。
神話時代の中国を除けば、初めて中国全土を統一した秦の始皇帝が、最期までのぞんだが結局得られなかった、命とか若さですわい。
DNA末端にある、死に関与する4つの塩基配列をいじって、不老不死の研究をしているところもあると感じますが、いかがなものでしょうかな。
確かに私も若くはありたいですが、かなり躊躇してしまいますな。
もっとも、最近市販されている蘭のかなりの数は、カルス培養からつくられたものでしょうし、発光細胞を組み入れられたネズミとかも造られていますから、あまり遠くない未来に、皮膚にクロロフィルを持ち、太陽さえ出ていれば空腹にならないミトコンドリアみたい大型生物が造られるかも知れません。
さて、話が少し先のことになってしまいました。
身近な話に戻しましょう。
人生 金だ
とは思いませんが、あと少し余裕が欲しいですな。
まあ、何千億とかですと、貧乏人は使い方に迷ってしまいますから、つつましやかにとりあえず2、3億ぐらい降ってきてくれませんかなあ。
まずい。
このままでは、妄想街道まっしぐら。
戻れなくなりそうですか、今夜はこの辺で。