
前を歩く髪の長い小股の切れ上がった、おそらく少しく薄地になったであろう女の子のスカートを、親切にフワリと舞上げてくれ、その刺激で、行く先短い爺の寿命を3分ほど伸ばしてくれた時、『ああ、春じゃわい。春風よ、冥土の土産をありがとう』と思わず頬がゆるむ。
というようなことを書くと、しま爺の品格というか、イメージが崩れるので、これは、今よりさらにさらに年を重ねると、そうなる人がいるかも知れない、という妄想だということにしておこう。
春の到来を感じる時。
それは、昨日も写真を載せましたが、我が家の垂れ桃に、見ている者が心配になるほど花をつけ、そこにメジロあたりがやってきて、人が近づいても必死で花の蜜を吸い始める時ですな。
