私は、料理が好きである。
金と時間と体力があれば、毎日のように料理をしているかも知れない。
だから、子どもたちにとっては、休みの日は物置小屋でゴロゴロ芋虫を決めこんでいる私も、この点は評価点が高い。
ただし、オヤジの飯が本来与えてもらうべき人より美味く感じられてしまうことは、場合によっては不幸を招く。
この辺の詳細に関しては、まだ書くべき時至らず、いや、そんな時は、小説の中以外、ずっと来ないかも知れない。
釜飯がいいと聞いて、高そうな釜を買い、半分以上炭焼きにしてしまう方にも、一つだけ私がかなわないものがある。
それはケーキだ。
だいたい、私はケーキを作ったことがないし、今後も作りたくとも作るまい、と思っているが、畏れ多くも北の政所様のお作りあそばされるケーキは、確かにおいしゅうございます。
子どもたちも、それを食べると店のケーキは食べられないようだ。
たまにバイキングなどに行っても、ケーキには手をつけない。
また、店に並ぶケーキには、あまり関心がない。
まあ、それだけ自家製のものが美味いということなのだろう。
いや、正しくは美味しかった。
いや、美味しかったのであった。
そして、
そして、
以下、私の生死にも影響を及ぼしかねないので、この記事のタイトルを参照いただければ幸いである(苦笑)。