猫の額に黄金なる | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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裏庭がちょいとばかりある。 
とは言っても、田舎の人に言わせたら、庭と言うにはおこがましい。
何畳かを縦に並べた程度、立ち食いソバ屋のスペースに毛が生えた程度のものだ。 

表の方はサンクチュアリだが、夏場のみ夕陽があたるこのスペースは、真冬でも暖房器具一つない、寝室兼用座禅部屋?である和室風物置小屋と同じく、私が少しは安らぎを覚えられる空間だ。 


このうなぎの寝床のような細長い庭に、私は何かしら野菜や果物を植えている。 
本当なら、木と木の間隔をもっと空けたいのだが、それは無理な注文だ。 





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これは、昨日の記事で紹介したブラックベリーだ。 
買った時は、子どもの背丈に満たなかったが、現在は蔦のようになり10メートルを越える。 

さらに、毎年新しい芽が出てきて、株分けしている。
ブラックベリーなどは、もともとあまり養分のない土地があうのかも知れない。 
私は科学肥料は全く与えていない。 自家製有機肥料(はやい話が、落ち葉や枯草など)と、タバコの吸殻だけである。 

タバコの吸殻?と驚かないでください。 

中国・桂林の特産品に羅漢果という果物があります。甘さは砂糖の数百倍、しかし、カロリーほとんどゼロというもので、ダイエットしたいが甘いものに目が無い一部の方なら知っているかも知れませんね。 

噂では、この羅漢果はタバコの灰だけを肥料として育てるらしい。 

まあ、灰はミネラルの塊みたいものですし、桂林は石灰岩台地が侵食されたものでしょうから、全くのデマではないかも知れませんね。 


さて、ブラックベリーはあまりに伸び過ぎたので、今は垣根代わり植えかえしました。 


昔ブラックベリーが陣取っていた場所には、今ミカンが植えられています。 


【今年の大胆予想:番外編】でも書きましたが、20個くらい実らせるのが、今年の目標です。 


柿の木もあるのですが、これは渋柿に接ぎ木したものらしくあまり甘くありませんし、手が届くところよりはるかに高いところに実がなっていて、大半は鳥たちの餌になってしまいます。 


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木と木の間には、何も植えない方がよいことは十分承知していますが、限られたスペースを200%使おうと、ミカンや柿の木にはかわいそうですが、ミニトマトやら、ミツバなどを植えています。 


一昨年前にはハバネロを植え、見事な収穫があったのですが、あまりに辛く朝鮮半島産のとうがらしのような甘味、深みがなく、結局タバスコみたいにしました。 
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なお、鳥が運んで来るのでしょうか。 

時々、種を蒔いたはずのないものが芽を出すことがあります。 

やはり一昨年前のことですが、ゴーヤが芽を出していました。 

冗談半分に育てたのですが、小ぶりとはいえ、ちゃんと実をつけてくれたのです。 


前にも書きましたが、科学肥料は使っていません。 
ただ、ミニトマトを植えるような場所は、土を掘りおこし、十分酸素が入るようにし、そこに枯草やら落ち葉をいれ、タバコの吸殻の捨て場所としているだけです。 


よく、柿やブラックベリーの根を顕にしてしまったりと、かなりかわいそうなことをしていますが、どうも裏庭の木たちは、その主に似たのか、多少の荒療治には平気な素振りを見せています。 






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ここの我が子の成長は、私にささやかな幸せを与えてくれているのです。