
これは環境や性格にもよるのだろうが、もともと、私は「今年はこれをやってやるぞ!」みたいな、大上段に構えることがなかった。
高校入試の時には、受験勉強というものをしたことがない。
というのは、私の田舎では行く高校は決まっていたし、多分38度くらいの熱までなら、合格できるところだったからだ。
大学受験の時は、深夜ラジオトーク番組を聴きながら、明け方まで机に座ったりしてはいたが、だいたいが青き悩みに、たらいをかき回しては、大海に船出しハリケーンにでもあったかのような感覚に翻弄されていただけだ。しかし、もちろん、このたらいの中のさざ波が今の自分を形成したのだから、それはそれで有意義な時間に違いはない。
だから、大学受験も絶対合格するぞ!みたいな意気込みはなかった。
今考えると、ずいぶんわがままな親不孝者であったろうが。
その後、大学、社会人となり、相当いろいろな経験をさせていただいた。
記事にすることもはばかられることを含め、本来私の役目だった、家を継ぎ、普通に田舎で一生を終えるという流れでは、想像すらできないだろう経験もさせていただいた。
その中には、当然ながら、楽しいこともあれば、人によっては死を選びかねないようなこともあった。
交通事故や病気などとは違った形の別れもあれば、喜ばしいハプニングもあった。
そんなこんなで、ずいぶん動き回った時期もあるが、今は、ただただ平々凡々な生活ができればなあ、と望んでいる。
(夢だけは高いのですがね)
残念ながら、今は歪みの中で、経済的なもの以外にも、くすんだ暮らしの中にあるといっていいだろう。
幸いにも、私はブログという逃げ道、あるいはストレスの捌け口を見つけ、ブログの中で軽口たたき、時にエロジジイとなることで、憂き世を忘れさせてもらっている。
しかし、いまだになかなか難しい問題も多い。
今年の抱負。
うーん。困りました。
夢は山ほどあるけど、さあ、やるぞ!的なものは……。
まずは、ブログ更新月最低30。家で怒鳴らない。
とでもしておきますか。
あっ、それから、これは抱負というより、切実な願いですが、髪の毛さん、もうこれ以上、出張しないでくださいよ。
ユル・ブリナーは好きだけど、ああはなりたくないですから。