ビタミンAやコロイドロイチン酸のみならず、亜鉛の含有量が牡蠣の7倍以上ということで、最近皮膚学会からも注目を集めている[蚊の目スープ]。
日本では、100グラム10万円前後と、やや割高感があり買い手が敬遠し始めたことと、円高の影響で100グラム8万円程度でも購入できるようになりました。
大変お得になりましたね。
しかし、例えば20人くらいのパーティーなどでお召し上がりになる場合には、1キログラムくらいは欲しいものです。
そうしますと、これだけで100万円くらいかかりますから、お夕食の前菜としては、ほんのちょっと出費がかさみます。
100円ポテチなら10000個は買えますしね。
あら、ごめんなさい。これをご覧の皆様は、ポテチなんていうものは、ご存知ありませんね。
失礼いたしました。
さて、では、お安くできる蚊の目スープについて、簡単にご説明いたします。詳しい内容をお知りになりたい方は、番組最後に紹介されるホームページを見てくださいね。
蚊の目スープをお安く作るなら、自分で素材を調達することです。
まず空路マレーシア・クアラルンプールに飛びます。
ここから高速ホーバークラフトに乗り、インド・ニコバル諸島に向かいます。この海路には武装した海賊が出ますから、バズーカとランチャーは欠かせません。しかし、3日レンタルならかなり割り引いてくれますよ。
大ニコバル島に着いたら、現地の巫女さんに捧げ物を忘れずに。これをしないと、アンダマン・アマツバメのいる島には近づけません。
供物は、黒ブタ2頭が相場ですが、もし入手できなかったなら、大痛胃酸5箱くらいでも大丈夫でしょう。
さて、皆様ご存知のように、蚊の目スープの原料は、アンダマンアマツバメの排泄物です。
このアマツバメは、ロンガンヒーというユスリカしか食べません。彼らが消化できない目が排泄物として、岸壁に塊となってはりついているわけです。
これを水洗いするだけです。
ただ、約200メートルの断崖を縄ばしごだけで登りますので、足元には十分注意してくださいね。あまり多くはありませんが、縄ばしごから足を踏み外し亡くなられる方が、5人に1人くらいはいるそうです。 まあ、綺麗どころと遊んで帰り、残業で泊まりになった、というのがバレる確率よりはずっと低く安全ですね。
さあ、この採集にかかる交通費は、一部役所への心付け込みで、およそ50万円。
とってもお得な、蚊の目スープ材料仕入れのご紹介でした。
来週のこの時間は、優曇華の美味しい料理についてご紹介します。
では皆様、またねー。