
この答えの大半は、中学生の時から変わっていない。
まずは、南米ベネズエラのギアナ高地だ。『失われた世界』そのものの風景がそこにある。何年か前、ニュースステーションで久米宏がそこを訪れた。 普段それほど羨ましいという感情は湧かないが、この時は本当に羨ましかった。
第二候補は、マダガスカル。
この島は東西で全く違う自然がある。バブバブの木だけではなく、アフリカとインドの仲立ちをする、この島は不思議満載だ。ついでにシーラカンスも見ておきたい。
次なるは、どの国の世界地図を見ても国境が明確ではないカシミール地方。チベット西方のこの地は、高山植物の宝庫だ。
ただし、いつ銃弾の雨にたたられても動じない決意が必要だが。
さて、次はタスマニア。タスマニアンデビルという、一見狂暴なタスマニアを代表する肉食獣がいる。名前からわかるように、あまり歓迎されていない動物だが、私は嫌いではない。
さて、ここからは最近、大嫌いだった歴史だのをかじって興味がわいたところだ。
史上最も早い頃に開けた地域の一つイラクのニネベ。
アレキサンダー大王が、あまりの壮大さに自己否定される思いにかられてか廃墟としてしまったイランのペリセスポリス。エジプトのアブシンベル神殿。グアテマラのマヤ文明廃墟。タージマハール、クレタ島、タヒチ、イースター、イエローストーン、アタカマ砂漠、死海……。
だめだ。
目標をしぼれない。