妄想小説 2 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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平成18年1月21日

B「ちょっと、話があるんだが」

C「今、ですか?」

B「いや、帰る前でいい」

C「今日は、9時ごろになりますが、それでいいですか」

B「いや、それは・・・。時間はまた連絡する」





A「それはまずいよ。オヤジ達は酔っぱらっている時間だ。生で聞かせてやらないと」

B「分かりました。5時にします」
A「ああ、そうしてくれ。こっちも機械のテスト、もう1回しておく」
B「分かりました」

A「それより、本当に大丈夫なんだろうな。言葉には、くれぐれも注意しろよ。お前は、一言余計なことを言うから」


B「計画通りの言葉を、ヤツから引き出させます。心配しないで、隣の部屋で聞いていてください」

A「まあ、いいだろう。なお、これは、すべて君の考えだ。何かあっても、俺は知らん。そうだな?」

B「・・・・・・」

A「どうした?何か言いたいのか?」

B「い、いいえ」
A「そうか。それじゃ、俺はじっくり猿芝居でも聞かせてもらうわな」
B「・・・・・・」