青唐辛子ナンプラー漬 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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酒のつまみは、若い女の子のアクセサリーに似て、十人十色。
また、飲む酒の種類や、雰囲気、店、相手によっても、季節によっても、違ってくる。


冬場ならほり炬燵(残念ながら、我が家にはない)で、日本酒でもチビリチビリやりながら、本物のシシャモ(スカンジナビアやペルー沖で採れた魚に、無理やり卵を詰め込んだヤツじゃないもの。まあ、これは簡単には手に入らないかなあ)でも頬ばりたい。


夏は、やっぱり生ビールでしょうか。仙台笹かま(深海魚やサメ肉を混入させない、純正スケトウダラ白身のみ)か、フランクフルト(手作りで、わけの分からない肉を混ぜない腸詰め)を肴に、暑さを忘れ盛り上がりたい。

春は、野生のセリやたらの芽の天ぷらがいい。
あまり知られていないかもしれないが、秋田特産ジュンサイや、柿の葉の天ぷらは、大酒呑みは、体にもいい。

秋。
松茸、野生のシメジ、ホウキタケ、・・・。
もみじの天ぷらは、歯ごたえを楽しめる。


しかし、なかなか手に入れがたい物が多い。






そんな中、簡単に手に入り、何の酒でも(ワインは除く)合うものがある。
ただし、甘党には無理だろうが。


青唐辛子を輪切りにし、ナンプラー(タイ産の魚油しょうゆ)に数分漬けるだけである。
ナンプラーがなかったら、しょっつる(秋田の魚油しょうゆ)でもよい。


これが意外にうまい。

東南アジアに住んでいた方なら、馴染み深い肴である。

夏場、これを二口、三口。生ビールをゴクゴクとやれば、唐辛子の発汗作用も手伝って、暑さが飛んでいく。





えっ?
全然、色気がないですか?

ピチピチした桃や、飛び跳ねるような生魚を肴に、

ですか?



そうですね。


若い時ならともかく、

この年だと、心臓に悪い。





遠慮しておきますかいなあ。