噛めば 噛むほど | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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おでんの具といえば? ブログネタ:おでんの具といえば? 参加中


年をとるに従い、食べるものは、だんだんあっさりしたものへと変わっていく。


脂身たっぷりのサーロインより、刺身や白身魚の煮付けなどというものに、美味さを感じるようになってくる。


おでんも同様だ。
そもそも、おでん自体、比較的淡白な食べ物であるように思うが、その中でも、卵やちくわなどたんぱく質系のものより、大根などに手が伸びるようになっていく。


とは、言うものの、ふっと思い出したように、肉を、アミノ酸の旨みを、しっかりと噛みしめてみたくなるときがある。


そんな時、おでんに入れてみたいものがある。


それは、本来おでんの具というより、スープの出汁などとして使われるものである。





オックステール





これは、なかなかいける。






ただし、スーパーなどで、出来合いのおでんセットを買い、温めるだけでおでんができる、と考えている方たちには、お勧めできない。



最低でも3時間、


できれば、半日煮込み、1日寝かせてから、さらに煮込んで口に入れたいからだ。






待つことに慣れた人向けの具かもしれない。



何かに似て、

噛めば噛むほど、

味が

わかってくる。